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日々の練習で一番大切な「部分練習」と「弾き分け」の話

こんにちは。富沢日陽です。

私が普段ピアノに向かうとき、そして弾けない箇所にぶつかったときに、どんなことを意識して練習しているかを少しお話ししてみたいと思います。決して特別な魔法があるわけではなく、実はとても地道なことの積み重ねです。

1. バッハなど、多声部の曲の練習法

ピアノ曲、とりわけバッハなどの対位法(複数のメロディが同時に進んでいく曲)を練習するときに、私が一番気をつけていることがあります。

それは**「それぞれの声部(メロディの線)を横に聴くこと」**です。

和音として縦の響きだけで捉えてしまうと、それぞれのメロディが持つ自然な歌い方や流れが消えてしまいます。右手と左手、さらにその中の上の声部と下の声部を、バラバラにして「横の線」としてきちんと耳で追いかけながら弾けるようになるまで練習しています。

2. 弾けないところは「取り出して」練習する

曲を通して弾くのは楽しいですが、それだけではなかなか上達しない部分があります。 難しいところは、細かく区切って「部分練習」や「リズム練習」をたくさんすることが何よりの近道です。

通して弾いて「なんだか上手くいかないな」とごまかさず、できない数小節だけを取り出して、色々なリズムに変えて弾いてみたり、とてもゆっくり弾いてみたりと、地道な作業を繰り返しています。

3. まずは「1日5分」からのお願い

Luke Piano Studioで講師として教え始めてまだ間もない私ですが、これからピアノを始める方や、練習に行き詰まっている方へお伝えしたいことがあります。

それは、**「まずは1日5分でいいから、自分が苦手な動きを取り出して繰り返し練習してみてほしい」**ということです。

全体をなんとなく30分弾くよりも、弾けない「たった2小節」を集中して5分間練習するほうが、翌日には必ず弾けるようになっています。

ピアノは、小さな「できた!」の積み重ねです。 もし毎日の練習で悩んでいることがあれば、レッスンでお気軽にご相談くださいね。